最近読んだ本まとめ(2021年9月上旬)

超有名な推理小説が主。

スタイルズ荘の怪事件

ミステリーの女王アガサ・クリスティの処女作。

謎解きメインの推理小説では王道展開(といっても王道はこの作品からできたのだろうが)で、多様な登場人物、不可解な殺人、読者にも意味深な動きをする名探偵、そして鮮やかな推理による解決。全てが揃っていました。

内容自体ももちろんおもしろかったですが、それ以上にこれが謎解きという感じのキレイな作品を読めてよかったです。

オリエント急行殺人事件

アガサ・クリスティの有名作品。実は映画で見たことがあったのですが、映画ではいろいろと省かれているので…

こういった謎解き系の作品はまさに作者 vs 読者という風体で、勝手に話が進んでいってしまう映画よりも小説やゲームのようにテンポを読者が握っているメディアでこそ映えるのだと痛感しました。

結末が知っている状況で読み直すのも推理小説のおもしろさのひとつですよね。

怪人二十面相

江戸川乱歩による少年探偵シリーズの第一作。

実は少年探偵シリーズを一度も読んだことがなく、明智小五郎も名前しか知らなかったので読むっきゃない!ということで読みました。

内容としては犯人がわかっている状況で、その犯人の次の犯行をどのように防ぎ、捕まえるか…というような内容。怪人二十面相がその名の通り誰にでも変装できるため、謎解き要素はほとんどありません。

個人的にはそれほど好きな感じではありませんでしたが、こういうのもためには良いかもしません。

人間椅子

江戸川乱歩の有名な短編。ゾクゾクする結末でとてもよかったです。

D坂の殺人事件

江戸川乱歩の明智小五郎シリーズ中編。

謎に関してはそういうのもあるのかあという感じ。主人公が推理を披露し、それを明智が正しい推理で反証するというスタイルもおもしろかった。