ゲーム

「ワールズエンドクラブ」感想・レビュー(ネタバレなし)

評価

  • 裏切りのないストーリー
  • 操作性の悪いアクションステージ
  • 小学生が初めてアドベンチャーゲームをプレイするには良いかも

ゲーム概要

公式サイト

2021年5月にNintendo Switch版が発売されたアクションアドベンチャーゲーム。

開発はトゥーキョーゲームズとグランディングが務め、ディレクターにはダンガンロンパシリーズを手掛けた小高和剛氏と極限脱出シリーズを手掛けた内越鋼太郎氏が含まれているなど、発売前からそのネームバリューから話題になりました。

おおよそのストーリーとしては小学生12人が閉鎖された遊園地に監禁されデスゲームを強要されるが、その最中に突然デスゲームが中止され、その謎を解明するために旅を始めるというものです。

プレイ状況

Switch版で10時間弱プレイし完全クリア。

感想

最もおもしろかった点

デスゲーム

やはりディレクターが殺し合い系のアドベンチャーゲームを手掛けていることから、デスゲームのルールや情報戦などはさすがのおもしろさでした。アドベンチャーゲームは最初がつまらなくなりがちですが、それを解消するフックとしては素晴らしかったのではないかと思います。

(正直デスゲームパートを10時間やりたかった)

その他おもしろかった点

ポケットモンスターを思わせる、可愛らしくも個性的なキャラクターデザイン

本作のキャラクターデザインはポケットモンスター サン・ムーンでのキャラデザを担当された竹さんが担当しており、キャラクターは丸めで可愛らしくも個性あふれるデザインになっています。登場人物の多い作品でキャラクターが覚えやすいというのはとても重要で、よかったです。

全年齢対象の謎解きアドベンチャーゲーム

謎解きアドベンチャーゲームはなにかと規制に引っかかりがちです。血が出たり死体が出たりすることが多いためです。その点で本作は全年齢対象という点にこだわって作られており、謎解きアドベンチャーゲームの入り口としては良いかもしれません。

(まあ実際のところ小学生は全年齢対象よりもCERO BやCなどの中高生向けをプレイしたがるでしょうが…)

微妙だった点

ストーリーに裏切りがない

全年齢対象ということもあるのでしょうが、ストーリーがとても素直です。自分の場合は大抵は伏線の段階で先の展開が読めてしまい、あまり楽しめませんでした。アドベンチャーゲームファンならなおさら楽しめないかもしれないです。

アクションステージの操作性が悪い

キャラクターの動きがもっさりしており、スキルを使うのにも1秒くらい動けない時間が発生します(長いスキルだと発動するのに2秒くらいかかります)。待つ以外にやることがないクールタイムも謎です。とにかく操作できない時間が多い!また歩くだけという時間も長過ぎます。

登場キャラクターが多い故に、各人をそこまで掘り下げられていない

本作の良いところなのかもしれませんが、主要な登場キャラクター全てに均等に登場の機会が与えられています。すると自然に各キャラクターに割り当てられる時間が短くなってしまいます。正直僕は最後までどのキャラクターもよくわからず、あまり好きになれませんでした..

まとめ

アドベンチャーゲームファンで、ダンガンロンパや極限脱出シリーズが大好きだ!という方には正直全くおすすめできません。

全年齢対象という点に重きを置きすぎていて、逆に小学生以外は楽しめないゲームになってしまっているように感じました。小学生がプレイするにしてもアクションゲームのストレス要素が壁となってしまいそうです。

これからもトゥーキョーゲームスがメインターゲットを小学生にゲームを作っていくのかはわかりませんが、今後に期待したいと思います。