ゲーム

「2064」をプレイしました。

ゲーム概要

公式ページ

ネオ・サンフランシスコ、西暦2064年
売れないジャーナリストとして生活を送っていたあなたの人生は、世界初の自立思考型AIを持つチューリングという名前のROM(リレーションシップ・アンド・オーガニゼーショナル・マネージャーの略)の来訪を受けて一変する。その奇妙なロボットと共に、テクノロジーと人間が融合した未来世界に隠された秘密を解き明かす中、多種多様な人々に出会い、困難を乗り越えていく。
あなたは混沌とした都市、ネオ・サンフランシスコで生き延びることが出来るのか、それとも謎は謎のままとなってしまうのか?
新しいサイバーパンクアドベンチャーの始まりだ。(公式ページより引用)

プレイ情報

動機

最近アドベンチャーゲームにハマっており、偶然パッケージ版をゲームショップで見かけおもしろそうだと思い購入した。

プレイ状況

プレイ時間は10時間ほど。周回はせずノーマルエンドを見たのみ。

感想

まず世界観がとても好みだった。日常のなかにロボットが当たり前のように入り込んでいて、さらには脳にチップを埋め込んだ人もいるような世界だ。こういうのはサイバーパンクといえばよいのか。そんな世界で主人公は世界初の思考自立型ロボット「チューリング」と出会い、世界をも巻き込んだ事件に飲み込まれていく…というストーリーである。

この時点でわくわくした人はとりあえず買うと良い。

キャラクターも魅力的で惚れてしまいそうになるし、ドット絵のクオリティも高くドットがむしろサイバーパンクという世界観に寄与していると感じた。

また本作の特徴として「流動的に変化する会話」があるとされている。これについては周回はしていないため深く理解はしていないが、要するにプレイヤーの選択肢によって日常会話までもが変化しているということなのだと思う。実際に自分の選択に自然な会話が繰り広げられるため、アドベンチャーゲーム特有の矛盾を感じることもなく、世界観にどっぷり浸かることができるだろう。

総評

テキストベームのゲームとしては非常に良くできていて、変な選択肢を選んだときのキャラクター同士のさりげない会話などもおもしろく、世界観を十二分に味わうことができる。

しかし一方でストーリーは基本的に一本道である。親切設計ゆえに次にやれば良いことがすぐわかるので、探索要素のようなものはほとんどない。ノベルゲームだと思ってもらっても良いのではないかと思う。

したがって世界観とキャラクターの掛け合いを楽しむゲームであり、選択肢やキャラクターと自由に話せる映画のようなものなのかもしれないなと感じた。

そういった要素が好きな人にはかなりおすすめできる。一方でアドベンチャーゲームに探索や推理といった要素を求めている人にはおすすめできない。

個人的には目新しく楽しかったが、アドベンチャー欲は満たされなかった。