概要
カプコンから販売されている大人気シリーズ「逆転裁判」の派生作品「逆転検事」の2作目。もう8年も前の作品になるみたいです。
逆転裁判では弁護士である主人公のライバルポジションであった検事がメインのゲームです。
逆転裁判は1~6まで去年の夏に全てクリアしていて、逆転検事1も半年前くらいにスマホでプレイしていました。
院試勉強中の息抜きとして本作を購入し、ちまちまとやっていました。今回もスマホでのプレイ。
よかったところ
ストーリー構成
逆転検事1,2を通してストーリー全体がかなりしっかりまとまっている印象を受けました。1,2というより前編後編くらいの感じです。
各事件の関連性やキャラクターの相関、伏線の回収などが鮮やかで逆転裁判シリーズファンの期待を裏切らない展開になっていたと思います。
また逆転検事では逆転裁判4~6で感じたようなくどさを感じませんでした(ちなみに逆転検事のシナリオ担当は山崎剛さんです)。事件を複数絡ませることでテンポよくストーリーを進められたのかなと思います。
キャラクター
逆転裁判シリーズといえばやはり個性の強すぎるキャラクターも魅力のひとつだと思うのですが、それはしっかりと表現されていました。
検事サイドも犯人サイドもその他サイドもみんな悩みを持っていたり秘密を持っていたりして、人間味があってよかったです。
過去作のキャラクターがちらほら再登場するのも、個人的にはけっこう好きでした。
音楽
BGMは逆転裁判3~6までを担当していた岩垂徳行さん。さすがです。
個人的には水鏡のBGMが好きでした。まあ水鏡自体が好きだったのもありますが…
あやしいところ
ミニゲーム
これ普通に尋問の方が楽しそうだなあ、と思ってしまいました。
まあずっと捜査と尋問だと飽きてしまいそうなのはわかりますが、それなら過去の科学捜査とかビデオ調査(?)とかで全然足りてると思いました。このミニゲームが必須かと言われるとそうでもなく、何か新要素いれなきゃ…という気持ちが見えてしまっていたように思います。
演出
キャラクターごとにその個性を表すようなアニメーションがあるのですが、それがまあしつこい。
喋るたびに1秒くらいのアニメーションが入るシーンもあり、それはいいから早くストーリー読ませてくれよ!という気持ちになりました。
文字主体のゲームなので、もっとテンポを重視してほしかったです。
操作感
スマホでプレイした僕が悪いのかもしれません。
総括
全体としてはすごくおもしろかったです。
逆転裁判シリーズはスマホでサクッとプレイできるのでぜひやってみてください。はまると大変なことになりますが…それもよいでしょう。
大逆転裁判はまだやっていないので推理物がやりたくなったら手を出すかもしれません。