研究

「Step by Step Towards Creating a Safe Smart Contract: Lessons and Insights from a Cryptocurrency Lab」を読みました

文献

Title

Step by Step Towards Creating a Safe Smart Contract: Lessons and Insights from a Cryptocurrency Lab

Authors

Mitchell Arnett, Ahmed Kosba, Andrew Miller, Elaine Shi, Kevin Delmolino

URL

https://link.springer.com/chapter/10.1007/978-3-662-53357-4_6

紹介

大学生にスマートコントラクトプログラミングを教えたときに学生たちがよく発生させたバグやミスのレポートです。

他にも仮想通貨やスマートコントラクトの背景、関連するオープンソースコースの宣伝などもありました。

感想

第2章でスマートコントラクトの背景を説明している箇所が興味深かったです。

  • スマートコントラクトはプログラムコードと保存ファイル、口座残高で構成されている。
  • 概念的には「信頼できる第三者」と考えることもできる。ただしこれは正確で使用可能であるということだけを保証しており、プライバシーはない。
  • コントラクトは複数の実行エントリポイントを関数として定義でき、トランザクションは関数呼び出しのように機能する。
  • Ethereumではリソースの過剰消費を防ぐためにガスという概念を採用している。

このあたりがほーって感じでした。

また実際のソースコードも掲載されていたのでスマートコントラクトの雰囲気を掴めてよかったです。

また実際にスマートコントラクトを実装することになれば読み直すかもしれません。