研究

「A Parallel Proof of Work to Improve Transaction Speed and Scalability in Blockchain Systems」を読みました

少し前のことですがブロックチェーンに関連した論文を読んだので軽く記録を残しておこうと思います。

文献

概要

ブロックチェーンについては既知のものとします(こちらの論文がわかりやすくておすすめです)。

Proof of Workではブロックを解決するためにナンスを探索するわけですが、その時にみんな同じ作業をしているのが無駄なのでそこを並列化させて高速化しよう!という方針です。

そのためにマイナーの中で一人マネージャーを新しく指名して、その人が他のマイナーたちに探索するナンス値の範囲を割り当ててProof of Workを行うという仕組み。

実験結果によると最大34%の時間短縮になったそうです。

感想

ナンス範囲を分割してみんなで処理するというのはかなり単純なアイデアで、そこには特別おもしろみは感じませんでした。

アイデアだけでなくきちんと実装して実験して具体的な評価結果を出している点は感心しました。(僕が知らないだけで当たり前のことなのかもしれませんが…)