ご存知かどうかはわかりませんが、京都大学の大学院試ではTOEICの点数の提出が求められます(なんとも虚しいことですが)。
というわけで僕もTOEICを受験しまして、半年くらい前に900点に乗ったのでそれまでやったことなどを振り返りたいと思います。
phase1. だらだら期
英語というものはめんどくさく、TOEICというのはさらにめんどくさいです。ですが前述の通りいつかはやらないといけないことなので、まあやるなら早い方がいいよなあ〜〜〜〜という気持ちでなんとなく一度TOEICを受けてみることにしたのでした。もちろんとくに勉強をすることもなくです。
いわゆるだらだら期です。そのとき僕は大学2回生でした。
とはいえ僕は普段から英語にある程度触れる機会がありました。ゲームの大会を見ているとだいたい実況が英語なのです(もちろん意味はわからないのですが)。さらに大学受験の時にはセンター英語で9割を安定して取れるくらいのパワーはありました。
力試しだ、くらいの感覚で受けたTOEICは以下の点数でした。
第225回(2017/11/19)
LISTENING:375点
READING:390点
TOTAL:765点
意外と悪くない…そう思いませんか?僕はそう思いました。
というわけでもうこれでいいじゃんと思いTOEICの勉強はしないことにしました。その結果次にTOEICを受けるのはここからさらに1年後になります。
phase2.まじめ期
そうこうしているうちに3回生の夏休みになりました。
大学生の夏休みといったら宿題もなく部活もなく……とにかく暇で時間がありました。普通は遊びます。僕も2回生まではそうしていました。しかし、しかしです。サークルに遊びに行くとちらつくのです。
院試の陰が。
仲の良い先輩も院試で苦しんでいました。その要因のひとつにTOEICの点数が低く、専門科目でがんばらないといけない状況がありました。
焦燥感を感じていました。迫り来る院試に対して何かできないのかと。
そこで僕が始めたのがTOEICの勉強でした。
ちょうど実家に帰省しており、実家が勉強をするには最高の環境だということを僕は知っていました。
焦燥感に狩られるままに勉強しました。1日6時間くらいはやっていたと思います。
特に勉強方法のコツなどはないのですが、使用していた参考書を掲載しておこうと思います。
良い参考書
究極のゼミシリーズ
基本的にこのシリーズだけやってればいいです。全部買うとかなり高いですが、まあTOECI1回で6000円なのでTOECI2回分だと思いましょう。
これを3周ずつくらいやりました。
至高の模試
直前に模試形式もやっておかないとな〜と思いやりました。1周しかやっていないので良い問題集かどうかもわかりませんが一応載せておきます。
やらなくてもよかったかなと思う参考書
出る単特急 金のフレーズ
出なくね?
というのは半分冗談ですが、究極のゼミシリーズをやってれば自然と単語力は伸びるので、特別単語帳は必要ないかなという感じです。
究極の模試
一応やったけど形式が違うと時間配分感覚が狂うからやらない方がいいかもしれません。
1000円くらいのポケットサイズの参考書たち
値段相応の内容だったように思います。
結果
まじめ期は1ヶ月ほどでした。勉強して受けたTOEICの結果は以下のようになりました。
第233回(2018/9/9)
LISTENING:405
READING:465
TOTAL:870
やりました!努力が報われて大幅に伸びました。
ただ僕は思いました。
900、欲しくね?
phase3.もえつ期
ただもう正直疲れていました。
そろそろ遊びたくなっていました。
今思えば、半分燃え尽きていたと言えるでしょう。
というわけで9月のTOEICが終わってからは1日1時間程度しかTOEICの勉強をしていませんでした。PS4のスパイダーマンとかやってました。
そんな状況の中、当日は腹痛に苛まれながら受けた10月のTOEICでしたが結果は……
第234回(2018/10/28)
LISTENING:445点
READING:455点
TOTAL:900点
え?ええ??まじで???
なぜか900点に乗りました。今でも不思議です。
まとめ
以上こんな感じで900点が取れました。
つまりTOEICはお金と時間をかければ点数取れるよって話です。まあ世の中資格なんてだいたいそんなものですが。
正直ネイティブの言うことは全然聞き取れないしTwitterで英語で話しかけられたらめっちゃググるし、900点ってしょせんこんなもんかとは思いますが、英語上達の1ステップとしてTOEIC900点を目指すのはありなのかもしれません。
院試勉強がんばります。